making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
9月。Eylülde görüşrüz

Twitterでもリツイートした件。

国際イーネオヤフェスティバル日程決定のお知らせと作品出展募集

 

私のトルコ滞在において最もお世話になった野中幾美さんが関わる、ブルサでの催しが9月26日〜30日に実現します。

ただいま日程調整中ですが何かの形でお手伝いできたら…と考えております。また詳細が決まり次第、こちらでもアップしていきますね。よろしくお願いします。

 

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| イーネオヤ | 07:47 | - | - |
【NHK文化センター京都教室】夏の短期講座のお知らせ

7〜9月、NHK文化センター京都教室様にて短期講座を開催することとなりました!

 

日 程:2018年 7/27、8/24、9/28(金)9/14(金)

時 間:14:00〜16:00

場 所:NHK文化センター京都教室

   (アクセスはこちら) 

お申込み・詳細:こちらよりお願いします

 

今回はトルコの「イズニック」地方をメインとしたレッスン構成となっています。

基本の三角・菱形をマスターしながらこの地方で「春の花」と呼ばれる愛らしいモチーフをピアス(もしくはイアリング)に仕立てるまでをご案内します!

初心者様向けの内容となりますが、すでに基礎の三角などを習得されている方には別途進度に応じてカリキュラムも選択できるように工夫しております。

全くの初めての方はもちろん、そうでない方でもご参加しやすい講座となっておりますので、なにとぞよろしくお願いします。

 

※当初9/28に予定されていた第3回目が9/14(金)と変更になりました。お申込みいただいている方には申し訳ありませんが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いします。

 

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| ワークショップ | 10:31 | - | - |
レッスン準備中。

ただ今レッスンの準備中です。

通常、レッスン前には配布するためのプリントを作成し、進度・内容に応じた教材を用意し…としていますが、それと同時に写真のように実際のレッスン時にスムーズに進行出来るように幾つかサンプルを作ることもあります。

 

こちらの写真は、イーネオヤ講座のカリキュラムでは初回や第2回目に指導する「糸継ぎの方法」の下準備と、縁飾りの見本などなど。

ちょっと太めのグラデーション糸で分かりやすく作ってみたり、あえてちょっと大きめの目で見やすくしてみたり。もちろん、細かい目でのサンプルも別に作っています。

 

グラデーション糸で作る利点は、編む順序や糸の重なり方が分かりやすいこと。

結び目から出ている糸はどれか、針穴から出ている糸はどちらか…。この二つはとても大事ですが、案外最初は混乱してしまいがちです。ですので、初回のレッスンでは太めのグラデーション糸でまず練習をしていただいています。そのために、色んな準備をしているという次第。

 

当日にレッスン時に作りながら説明することもあるのですが、特に初心者さん向けの講座や、生徒さんが多い講座などにおいては何度も同じことを説明しますので、その場でデモンストレーションをすぐ出来る用に工夫を重ねています。

このようにレッスン当日だけでなくその前からすでにレッスンは始まっていて、それぞれの生徒さんの顔を思い浮かべながら準備をしています。

さぁ今週も頑張ります!

 

2018年春の講座情報はこちらです。

(※NHK文化センター各教室様での次回募集は2018年秋となります。見学は随時受け付けております)

 

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| ワークショップ | 01:26 | - | - |
トルコタイル柄のマスキングテープ

以前Twitterで見かけて一目ぼれした、トルコタイル柄のマスキングテープ。勢いで注文し(その時は在庫がなかったので予約注文だったのですが)先日ようやっと届きました。

思っていたより小さ目だったのですが、とてもとても可愛いです。肉眼で柄を確認するのが難しいくらいに(笑)繊細な印刷で、色んなタイルの柄があるので、ひとつずつ見ていくのもワクワクします。

(※こちら、ヴィレッジ・ヴァンガードのオンラインショップで掲載されているものです)

 

トルコタイルといえば、少し前にウィリアム・モリス展を見に大山崎山荘美術館へ行ってきたのですが、そこでの展示で「イズニック風デザイン」と題されたタイルがあってちょっと興奮しました。

近代デザインの草分け的存在ともいわれるモリスは、壁紙など家の内装にも深く関わっています。そして彼の友人で会ったウィリアム・ド・モーガンもまたタイルや家具などのデザインをモリス商会のために手掛けており、このイズニック風のタイルも彼によるもの。確かにイズニック的な青の使い方や柄があって興味深く、ちょっと懐かしいような気持に。

この時代、19世紀末のイギリス人の目にはイスラム風のデザインは果たしてどう映っていたのかしら?当時はパリ万博などで東方の文化が紹介されてオリエンタル趣味がヨーロッパで流行した訳ですが、関係はあるのかしら??などと想像したり。

 

タイルの製作時期は1872〜81年ということなので(作品リストより参照)、オリエント急行はまだ開通してないのですが(1883年からとのこと)、どの程度イギリスはトルコ(オスマン帝国)との文化交流はあったのかなぁとか…。

この当時ですとオスマン帝国の終末期なのですけれど文化的には非常に成熟している時代ですし、ヨーロッパ中心主義的な歴史の見方をするのはちょっと違うのかも知れません。様々な方面への興味が沸いた、よい展示会となりました。

 

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| カテゴリ未分類 | 17:51 | - | - |
進捗状況確認など。

人より時間が過ぎるのがゆっくりな自覚があるのですが、気長にお返事を待っていたことを確認してみたらいつの間にか(とうの昔に)流れている、ということが最近多くあり…流石に筆不精も大概にしないといけないなと関係各位にご連絡を取っている最近です。

 

(時間が過ぎるのがゆっくりというか、作業に入ると集中してしまって時の経つのがあっという間ということなので、逆に時間は早く過ぎていると言えるのかも知れませんが…それはともかく、ご迷惑をかけてしまうのはいけないと反省…)

 

とはいえこれはお互いさまで…私自身もお待たせしてしまっていることもありますので、それも併せて進捗状況をご報告しているところ。もしかしたら他にも現在進行形で忘れていることがあるかも知れません。

もし「あれはどうなったの?」というお心当たりのある方は、お気軽にお問い合わせくださると助かります。

 

お問い合わせフォームはこちら

その他リクエストなどもお気軽に…。よろしくお願いします。

 

その他、こちらで話題に出したお話の進捗状況などはこちら

・ランチ付きWS:第1段「茄子Patlıcan」日程調整中。

・藍の生葉染めWS:8月予定。

 

併せてよろしくお願いします!

 

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| カテゴリ未分類 | 15:20 | - | - |
蓼藍の新芽で染色。

プランターで育てている蓼藍の新芽を間引きました。せっかく頑張って芽を出し葉を作ってくれたのをそのまま捨てるのも忍びなく…これだけでも染められるのではと思い立ち、早速ボウルに入れて洗ってみたり。

ハンドミキサーで水と一緒に粉々に砕いたものを濾して出来た染液は、青汁のような緑色。その染液の中にシルク糸をそっと浸してみました。

いつもなら(育った葉で染める時は)浸している最中から酸化してだんだんと青くなっていくのですが、新芽の染液ではこんなにフレッシュなライムグリーンのまま。とても綺麗な色で、このままを保ってくれたら嬉しいなぁと思いつつ…果たしてこのままなのか?

乾かして数時間経ったところ。少し青みがかってきました。とはいえまだまだ緑色。

翌日。かなり青みがかってきました。

十分に乾いたし、このあたりで色は留まるのかな?と思っていましたら…

こちらは3日後の様子。通常の育った葉で染めた時とほぼ同じくらいの青さに。

これはこれで美しいのですけれど、染液に浸したばかりのあのライムグリーンを見てしまうとちょっと惜しいなぁという気持ちになってしまいますね。

ここで何か、黄色に染まる液に浸せば多少は緑色になるのでしょうけれど、ひとまずは実験終了。

 

プランターの蓼藍はすくすくと育っているところです。

7月か8月には染色のワークショップも可能になるでしょう。蓼藍は火も要らないし媒染もしなくてよいのでとても手軽に染色に挑戦できる良い素材。

生葉染めが出来る時期は限られているので、それに合わせて準備をしていけたらと思っています。

 

そうそう、今、自宅1階の使っていなかった部屋を片付けたりカーテンを付け替えたりしています。今までは3階の作業部屋でレッスンをすることもあったのですが、庭の見える1階の部屋の方がずっと勝手も良いのでは…と思って改装中。

とはいえかなりの田舎ですので、実際は作業部屋がもう一つ増えるだけになりそうなのですが(笑)。

例えば、庭に植えている植物を採取して糸を染めることも可能なので(実は今、紅花も育てています)、ちょっと素敵かな〜と思ってるところです。ご興味のある方は遊びにいらしてくださいませ。

 

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| 染色 | 21:20 | - | - |
トルコの食文化。

GW中、隣町の図書館へ初めて訪れました。違う町の図書館はいつもの図書館とラインナップが異なるので、ついきょろきょろとしてしまいます。

 

そして借りた本の中の一冊が写真の右側。トルコの食文化についての本で、これが大層面白く、あまりに面白かったので同じ著者の方の別の本をインターネットで注文してしまいました(左側)。

殆ど写真や絵はないので想像しにくいものもあるのですが、そんな中でもトルコ滞在中に食べたアレやコレの由来、バリエーション、エピソードなどを知ることが出来て得るものが多かったです。

 

例えばトマト。トルコ料理では今や欠かせないもので、ロカンタ(大衆レストラン)では店頭に並んだお惣菜の半分以上は赤いと言えるほどなのですが、意外にもトルコ料理にトマトが登場したのは19世紀半ばからととても最近の食材であったこと…。

また、例えばムサカ。私自身トルコやブルガリアで食べたことがあるのですが、ギリシャ料理で有名だしきっとギリシャ発祥だと思い込んでいたら、実はアラブ料理の一ジャンルが元であったとか…。(※ちなみにブルガリアのムサカはジャガイモ入りでした)

また、大航海時代(15c〜17C)に中南米からもたらされた食材の中に、ビベル(ピーマン・唐辛子)やトウモロコシ、七面鳥などがあったことなど…。

 

ぼんやりと経験的に知っていることでも、こうして専門的・歴史的に体系づけられた知識の中でどう位置付けられているのかが分かると、頭の中が秩序付けられるので何とも言えずスッキリとして快感。(私が本を読む理由のひとつです)

人ひとりが体験できることは少ないですし(特に私は1年弱の滞在でしたし)その経験のみで語れることは少なく、また、実際は間違った知識なのに知らずに思い込んでいることもあるでしょう。

そんな時には、このように多くの文献をもとに調べていると分かる専門書の威力は有難く感じます(著者の先生はオスマン帝国史の権威の方)。文章も明晰で美しく、日本語でこれを読めることは本当に感謝の念を抱きます。

 

さて、こうして勉強した成果は…というと…近いうちにお知らせ出来るのでは?と思います。お待ちくださいませ。

 

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| トルコ関連 | 20:36 | - | - |
春の花・アンティーク風バージョン。

以前、短期講座や定期講座でカリキュラムに入れていた、イズニック地方の伝統モチーフ『春の花』のピアス・イアリングのキット。

もとはオリジナルモチーフと同じ色合いのピンク+白で作っていたのですが、ちょっと可愛らしすぎて実際は使いにくいかな…とずっと思っていまして。生徒さんがそれぞれお好きな色で作っていただければ…と考えていたのですが、その色合わせ自体が案外難しくて勇気が出ない…というお声も頂いて、確かにそのお気持ちも理解できますし。

また、Cカンや丸カンなどを扱い慣れていない方もいらっしゃいますし、アクセサリーに仕立てる際にちょっと戸惑ってしまうかなとも。

 

そこで、もう少し日常使いをしやすいシックな色合いで、金具やチャームの取り付けも簡単になるよう改良を施してみました。

金具の色も明るいゴールドからアンティーク風のゴールドへチェンジ。

落ち着いた雰囲気の、お洋服にも合わせやすいピアスが完成しました。

ここでは黒+ブルーグレーですが、その他黒+グレイッシュローズ、黒+ビジリアングリーンなどのバージョンも。

 

このお花は、いわゆる「ウサギの耳」のバリエーションを多用するもので、有名なモチーフのジムジメと構造の考え方は同じ。とてもトルコらしい考え方で、様々な展開を考えることが出来ます。

また、ループを作るのが難しい方・構造をとらえるのが苦手な方でも、これを練習することで理解が深まるのでは…と思っています。

 

こちら、NHK文化センター京都教室様で7〜9月に開催される短期講座でお目見えできるかと思います。

また詳細が確定しましたらアップいたしますね。なにとぞよろしくお願いします!

 

お申込みはこちらより。

よろしくお願いします!

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| イーネオヤ | 17:37 | - | - |
外出とヒキコモリモードと。

少しブログの記載が滞っていました。

このゴールデンウィークは、しばらく会っていなかった友人たちと遊ぶ機会に恵まれました。写真は奈良の春日大社へ行った際の回廊。灯篭の模様がそれぞれ寄進者によって異なるので見飽きません。奈良は京都へとはまた異なる時間の流れ方がする場所です。

 

ただ、ちょっとこの時に歩き過ぎたのもあり、その後寝込んでしまっていました…。うーん、体力が恐ろしく落ちています。

ここのところずっと、暇さえあれば英語の手芸本をオンライン翻訳で読んでおりまして、それはとても楽しいのですが椅子に座りっぱなしになっちゃうんですよね。これはオヤを作っている時も同じで、集中していると全く動かなくなって。結果、今回のようにたまに歩き回ると全身筋肉痛になってしまうという…。

しかし今回、加齢もあるとはいえ本当に危険をひしひしと感じ…これでは海外へ行くのも一苦労ではないかしら。

 

ひるがえってトルコ滞在時は毎日すごく出歩いていたなと思い出します。

週のうち3日は市民講座のために出かけ、さらに3日はトルコ語レッスンのために出かけて…。たまの休日も色んなところを見たくて外出が多かったです。車も自転車もなかったので、基本的に公共の交通機関+徒歩。

 

アンタルヤはバスやトラムなど公共の交通料金がとても安くて、例えばバスなら1時間以内の乗り換えなら2リラ程度(当時で100円弱。今なら50円ほどかな?)でどこにでも行けたのが有難かったです。

高速バスも驚くほど安くて…(会社にもよりますし、あまり安すぎるのは怖いのは日本と同じなんですが)。夏休みに友人のいる県を回った時などは、時間さえあれば幾らでも放浪したくなりました…あれはまたやりたいなぁ。

(と、今調べたらトルコリラのレートが26円を切っていてビックリ。私の時は50円でしたよ…?物価感覚…)

 

また、仮住まいでネット通販なども基本出来なかったので、欲しいものは基本足で歩いて買いに行ってました。(Amazonもなかったですし、トルコのオンラインショッピング、日本のカードが通らないサイトもあるので短期滞在者には難しい面もあるのです)

 

などなど、環境次第では生来のヒキコモリでも歩くというお話。今は田舎住まいでネット頼りなためにちょっと危険。

またバスの旅が出来るくらいには、体力を戻しておきたいなぁ…なんて思う今日この頃なのでした。

 

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