プランターで育てている蓼藍の新芽を間引きました。せっかく頑張って芽を出し葉を作ってくれたのをそのまま捨てるのも忍びなく…これだけでも染められるのではと思い立ち、早速ボウルに入れて洗ってみたり。
ハンドミキサーで水と一緒に粉々に砕いたものを濾して出来た染液は、青汁のような緑色。その染液の中にシルク糸をそっと浸してみました。
いつもなら(育った葉で染める時は)浸している最中から酸化してだんだんと青くなっていくのですが、新芽の染液ではこんなにフレッシュなライムグリーンのまま。とても綺麗な色で、このままを保ってくれたら嬉しいなぁと思いつつ…果たしてこのままなのか?
乾かして数時間経ったところ。少し青みがかってきました。とはいえまだまだ緑色。
翌日。かなり青みがかってきました。
十分に乾いたし、このあたりで色は留まるのかな?と思っていましたら…
こちらは3日後の様子。通常の育った葉で染めた時とほぼ同じくらいの青さに。
これはこれで美しいのですけれど、染液に浸したばかりのあのライムグリーンを見てしまうとちょっと惜しいなぁという気持ちになってしまいますね。
ここで何か、黄色に染まる液に浸せば多少は緑色になるのでしょうけれど、ひとまずは実験終了。
プランターの蓼藍はすくすくと育っているところです。
7月か8月には染色のワークショップも可能になるでしょう。蓼藍は火も要らないし媒染もしなくてよいのでとても手軽に染色に挑戦できる良い素材。
生葉染めが出来る時期は限られているので、それに合わせて準備をしていけたらと思っています。
そうそう、今、自宅1階の使っていなかった部屋を片付けたりカーテンを付け替えたりしています。今までは3階の作業部屋でレッスンをすることもあったのですが、庭の見える1階の部屋の方がずっと勝手も良いのでは…と思って改装中。
とはいえかなりの田舎ですので、実際は作業部屋がもう一つ増えるだけになりそうなのですが(笑)。
例えば、庭に植えている植物を採取して糸を染めることも可能なので(実は今、紅花も育てています)、ちょっと素敵かな〜と思ってるところです。ご興味のある方は遊びにいらしてくださいませ。
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