昨日はトルコ文化協会様にて『草木染シルク糸で作る ちいさな金貨入れ』ワークショップを開催、お陰様で無事終了しまして、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
久しぶりにお会い出来た方、いつもお世話になっている方…単発ならではの緊張感や特別感を味わいながらご案内させてもらった時間でした。
写真はワークショップ冒頭でお見せしたパラケセについてのスライドの表紙です。これはオデミシュ女性組合で撮影したもので、現代もののケセが色々とあります。
このように、トルコ在住時に撮影した新旧のパラケセの写真や、それらが育まれた土地の様子を詰め込んだスライドを流してご説明しました。これに加えて、ケセについての説明資料(写真付き)もキットの他にお付けしてご覧になって頂きながら…。(喋り出すと長くなってしまい…失礼しました!)
トルコ文化協会様は小さなカフェレストラン風なのですが大きな液晶大画面があるので、こんな感じで思い立ったらすぐに上映会が出来るのも魅力で有難いです。今までも何度かイーネダンテル講座やイーネオヤ中級講座などでも使わせて頂きました。
スライドの後は、オデミシュ地方に特有の三角(岩)の内部の透かし模様の作り方や、より紐の作り方、そしてシルク糸の扱い方などを中心にワークショップを。化繊の糸と違ってまたちょっと異なる力の入れ具合が必要になるシルク糸ですが、慣れるととても楽ですし独特の風合いや美しさがあります。今回、おまけで八重桜で染めた糸などもお付けしましたので、様々に楽しんでいただけますと嬉しいです!
ただどうしても駆け足になっちゃったかな〜と、これはいつも反省点としてあり…。
ですので、次は例えば美味しいトルコ料理のランチ付きでまったりゆっくり・お喋りしながら…というプランで単発のワークショップを何か出来たらとも思って企画をしているところです。
少人数制ならではの楽しいワークショップ、また是非機会がありましたらよろしくお願いします!
※追記。
そういえば…ケセの中には印鑑mühürを入れるための小さなものがあるというお話もしたのですが、その印鑑は日本や中国の篆刻のようなものではなく、こういう感じです。
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