making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
展示会、始まりました。
市民講座について記事を書こうと思いながら日が経ってしまいました。
実は昨日・5月30日からアンタルヤのジャムピラミッドという展示会場で、私の通う市民講座ASMEKの展示会が開催されています。
それの準備でてんやわんやしていた次第です…

写真は私の作ったティアラ(タチ taç)です。
全体像はこちら。
お花は大小合わせて15個作ってます。

クラスでは編み図やテキストがある訳じゃないのですが、先生が口頭で「○段目までは両端を増やし目していって○目で終わってね〜」と伝えていく感じでレッスンは進みます。
なので、こちらのティアラでのお花の作り方や色選び、仕上げの方法などについてはほぼほぼ先生の言う通りに作ってます。
(柔らかい中間色もよく使う先生でちょっと嬉しかった…)

しかしこれ、今まで私の作ったものの中でも大きめの作品なのですけれど、他の生徒さんと比べて私の手加減が細かい(インジェ inceとよく言われました)ために展示会場ではあんまり目立たなかったという顛末…あれ?(笑)
(なので、展示会場でなく教室で撮った写真を加工しました…)
(これでも日本でいた時より大き目にしてるんですが…)

「イーネオヤ=細かさが命!」と思いがちなのですが、大きな手加減ののクラスメイトに囲まれてると、なんだかこれはこれで綺麗だなぁと思うことも増えました。
で、私自身もトライしてみたり。
ミディエ(貝)!
展示会のテーマが「海」とのことで、ミディエを作れと先生に言われて作ったのがこれ。
だいたい長辺、100円ライターの長さくらいあるでしょうか。
もう少し大きいのも作りました。
大きなパールを置いて、上下合わせるのです。

あと、亀。

渡し糸なしで1回巻きで作ると柔らかくなりすぎたので、2回巻きでざっくざっくと編んでます。
 
こちら、制作過程。
最終的に糸を巻いた針金で形を作るので、案外簡単…と思いきや、ミディエはまだ編みっぱなしでも大丈夫なんですがこちらはカーブをもとに戻さなきゃいけないので手加減の調節が難しかったです。

でも我ながらこの甲羅のカーブは上手くいったと思うのよ…と自画自賛(トルコまで行って何作ってるねん、というツッコミはナシの方向で…)


そんなこんな、来る日も来る日も貝を作った日も終わり、とりあえず昨日から1週間、展示会が開催されてます。
これが終わってあと3回くらい通ったら、長い夏休み期間に突入(6〜8月まで!)。

3月から6月までは「新しい(イェニ yeni)今のトルコのイーネオヤ」を学びましたが、この夏休みは「古い(エスキ eski)イーネオヤ」についてもう少し勉強できたらなぁと考えているところです。


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