making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
放送大学:イスラーム世界の歴史的展開
来週10/4(金)の22時15分から、放送大学で「イスラーム世界の歴史的展開」が始まります。
この夏、第4回〜15回までをざざっと流し見をしていたのですが、最初から見られるチャンス、というわけで録画予約をしました。
 
オヤについての本を読んでいるうちに、この独特な手芸を生み出したトルコの女性たちとは?トルコの文化、歴史とは?アナトリアって何?トルコ民族って中央アジアから来たの??ウイグル人ってトルコ語を話すってホント?などなど謎は深まり…。
そんなときに、ケーブルテレビの放送大学チャンネルでこの科目をやっていたのを知りました。

最初はちんぷんかんぷんでしたが、ひたすら流していたらなんとなく全体的なイメージが掴めてくるというか、映像がつく講義形式はこういうとき、本を読むよりもそれが出来る気がします。
 
特に、第14回の「イスラームの造形文化」は、イスラム圏の美術入門としてとても分かりやすくて、超初心者の私には重宝。
アラビア文字の美しさ、また、偶像崇拝禁止から生み出された象徴的・幾何学的模様の数学的美しさなど、モスクの映像なども交えながら紹介されています。
 
この他の科目で、「地中海世界の歴史」もお隣のギリシャ・ローマについての授業で、かつてイスタンブールがコンスタンティノープルと呼ばれていた時代について知りたい時にもお役立ちです。
基本中の基本を知りたいとき、放送大学の授業はとても便利なので、折に触れてチェックしてます。
 

(…などと書くととても真面目な人間のようですが、ただ単にオタク気質なだけで、別になんでもかんでも勉強してるわけじゃありません、といい添えておかねば…)

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| オヤ Oya | 22:02 | - | - |
貴婦人と一角獣展


昨日は中之島にある国立国際美術館へ『貴婦人と一角獣』展へ。
(写真右の銀色の羽根?の建物がそうです)
中世ヨーロッパのタペストリーを見に行きました。

テキスタイルへの造詣は詳しくないものの、そこに払われたであろう労力と時間を考えると気が遠くなる大きさ。
美術展などへ行くとよく思うのですが、今、この作品と向き合えるとことの貴重さについて考えます。
「次にこれを見られるのはいつだろう。もうないかも知れない」という。

それはさておき、ただただ単純に造型的に美しく、貴婦人のコスチュームの詳細な描写、とくに衣装の地模様まで繊細に織られているところなど絵を奪われる時間でした。
あと、いまさら池田秀一さんの音声ガイドは聞けばよかったかしら、などと(ガンダムUC好きです)。


美術館へ行ったあとは、北浜のメゾン・グランデール(フランス雑貨屋さん)、そしてメルスリー・グランデール(手芸屋さん)へ訪問し、古いレースを買い込んだり。
そして、まん福ベーカリーさんでパンを買い込んで(とても美味しかった!)すぐ近くの中之島公園で川を見ながらティータイム、というかピクニックをしたり。
非常に天気が良くて、暑くも寒くもなく、気持ちの良い休日を過ごしたのでした。


あ、ところですっかり書きそびれていたのですが、アロマテラピー検定1級、合格しました。


昨日友人から聞かれて、そういえばここには、検定を受けたとは書いたけど受かったとは書いていなかったわ、と。
(画像は、先生に送った合格証書の写真です)
6月末ごろには、教室の先生や一緒に受けた受講者の方とはお祝い会もしました。

AEAJ(協会)には入会してないんですが、今も日常的にアロマは活用してます。
基本、バスソルトは二種使い。ユーカリ+ペパーミント+ティーツリー(爽やか薬品系・これは風邪・花粉・鼻炎ぽい時)、そしてサイプレス(森林系の香り。足のむくみが気になる時など)、これにたまにラベンダー+オレンジ(その他気分転換用)。

とりわけ私はサイプレスのアロマオイルが好きで、いつも化粧ポーチに入れてます。
電車や地下鉄などの乗り物に弱いので、ハンカチやマスクにしみこませて酔い止めに使ったり。旅行先のホテルのお風呂に入れたり。興奮して眠れない時に使ったり。
一種のお守り感覚ですが、医薬品ほどではないものの、思っていたよりダイレクトに心身へ働きかける性質があるので、あれこれ成分を見ながら試すのも楽しいのでした。


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| カテゴリ未分類 | 06:42 | - | - |
オヤの洋書『Needle Lace Flowers』
Amazonから『Needle Lace Flowers』(Figen Cakir)という洋書の手芸本が届きました。
イーネオヤの洋書としては初めて?なのでしょうか。アルメニアンレースの本ではなく、イーネオヤのお花をフィーチャーしたものとして、という意味で。
(研究書やオルネキ本を除いて)

内容は各種お花のモチーフと、その作り方、編み図などが主です。
また、オヤの歴史など文章部分も多い印象。
そしてちゃんとテクニックも掲載されています。

写真で見る限り、お花の手加減はゆるめに作られているので、密さ・正確さを好む日本人的には、ちょっと趣味の違いを感じるところも?
これはイーネオヤを結び目の連続としてとらえるか、あくまでレース・網の目としてとらえるかの違いなのかしら、と思ったり。(トルコの方のサイトで見るイーネオヤも、レース的な透け感のある作品が多いように思えます)
例えばそれは編み図にも表れていて、結び目を表す●や○は基本的に描かれず(というか、ピコットとして描かれており)、ネット状で表現されています。

ただ、日本の本にはないモチーフも多く掲載されていたり、ちょっとしたアイデア(花芯のバリエーションなど)もあるので、参考になることも沢山。

テクニック的には、日本の本と違う点として、左から右へ進む方法であったり、また、基本的に一回巻き結びでなく、二回巻き結び(ダブルノット)ですべてが作られているところなどが挙げられます。
あと、お花モチーフを作る本だからでしょうか、布に縫いつける方法は載っておらず、指に巻く作り目の方法から始まっていたり。
いずれも大きな違いではないので、自分のやりやすい方法に転用できる気も。

当然のごとく英語ですが、編み図もあるし、トルコ語でもないので地道にポチポチと訳せばそう難しくはない気がします。
(私の場合は、パッと読んで翻訳できる英語力はないので、Google翻訳にそのまま突っ込んでおります。そしてすぐに忘れるのでWordなどにメモを残すのでした。しかしこれ、ブラインドタッチ力だけが無闇に上がって、英語力はつかない気もするのでおすすめはしません…)


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| オヤ Oya | 00:42 | - | - |
トルコ語覚え書きその2。
イーネオヤをトルコ語では
iğne oyası (イーネ・オヤス)
iğneoyaları (イーネ・オヤラル)
と綴るのですけれど、oyaにつづくこの sıやlarıなどの語尾はいったい何ぞや??とずっと疑問に思っていました。
google検索をしても、候補に出るのはこの二つが多いです。
なぜiğne(縫い針)+oya(縁飾り)だけではダメなのか?という素朴な疑問です。


春のワークショップで、前者のiğne oyasıは単数形、後者のiğne oyaları は複数形を指すと教えていただき、そこでなるほど!と思ったのですが、次なる疑問として、それでは、sıやlarıの規則性や法則ってどうなってるのかしら? などと謎は深まっていたり。

それが先日、図書館で借りた白水社の『ニューエクスプレストルコ語』(大川博著) を眺めていて解消されたので、覚え書きをしておきます。
(続きます)
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| トルコ語 | 23:24 | - | - |
トルコ料理に挑戦・カルヌヤルク
 

茄子のひき肉詰め・カルヌヤルクです。
図書館で借りてきたトルコ料理の本+All aboutのページを参考に。

結構前に作った時の写真なのですが、折角なのでUP。

これ、ひき肉詰め自体は柔らかなお味で、普通に食べてもご飯に合う感じです。
が、そこにヨーグルトソース。生ニンニクをすりおろしたものを少量、ヨーグルトに入れたソースをかけると、あっという間に異国情緒あふれる味に…。
ヨーグルトにニンニク??と最初はこわごわ口に入れたのですけれど、これがとても爽やかで美味しくて。さすが世界三大料理の国、と納得したのでした。

ちなみにサルチャが手に入らなかったため、カゴメのトマトペーストで代用。プラス、ケチャップを少々。
サルチャならもっと味が濃厚に仕上がるのかな、とも。

(それにしても料理の写真が美味しくなさそう…)


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| カテゴリ未分類 | 14:46 | - | - |
ボンジュクイーネのデイジー作り方


Boncuk iğne oyası nasıl yapılır.
先日の説明文が自分で読んでも分かりにくくて、後から読んで思い出せる自信がなかったので写真で説明を試みました。
相変わらず下手な写真ですが、こちらの方が断然分かりやすいかなと。

ちなみに、真ん中の花芯ビーズを入れたあと、花びらのビーズに針を通す位置は5個目だけでもいいし、もしくは、対角線上の4個目と5個目の2つのビーズに入れる方が安定する場合もあると思います。

分かってみたらとても簡単ですが、エウレカ!だったのでメモとして残しておきます。


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

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| ボンジュクオヤ | 16:46 | - | - |
ボンジュク・イーネのデイジー


ボンジュク・オヤで画像検索していると出てくる、可愛いビーズのお花。
以前アップした、トゥー(かぎ針)で作るデイジーに似ていますが、こちらはイーネ(縫い針)で作ります。
どうやって作るのか疑問だったのですが、要はビーズステッチと似た方法で作るもののようだし(『ビーズの縁飾り Vol.1』よりヒント)、ビーズステッチのテクニックを探したら分かるのではと思いつき、そうしたら解決しました。

参考:MIYUKIビーズのテクニックサイト
デージーステッチ
http://www.beadsfactory.co.jp/tech/tech0202_8.html


以下自分メモ:
1. オヤ結びをする
2. パールビーズ3mm(白)、ナツメパール(緑)を糸に通す。(これが花の下の茎部分)
3. 花びら部分にあたるパールビーズ(白)を6個、糸に通す。
4. 1つ目のパールビーズに再度針を通す。
5. 花芯にあたるビーズ3mm(黄緑)を通す。
6. 5つ目のパールビーズに再度糸を通す。(花部分の出来上がり)
7. ナツメパール(緑)を針に通す。
8. 根元にすでにあるパールビーズ(白)に再度針を通す。
9.オヤ結びをする

トゥーでもイーネでも、まず周辺の花びらを先にまとめて、その後に真ん中の花芯をつくるという手順のようです。

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| ボンジュクオヤ | 00:32 | - | - |
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