2013.08.26 Monday
NHKシルクロード・絹の町ブルサ
先日、イーネオヤで有名な街のひとつで、ブルサという地域について検索していたら、興味深い映像が出てきたのでメモを。
その名も懐かしいTV番組・「NHK シルクロード」! 三十代以上の方にはなじみ深い、喜多郎 さんのテーマ曲の笛の音が思い出されます。 NHKオンデマンドから発掘。 この中の、第2部 第17集「アジアの果て・絹の町」でオヤつきのスカーフをかぶった女性たちの姿を見つけることができます。 ブルサは、古くからシルクロードの西の端で「絹の町」として、養蚕が盛んだったそうです。 映像では、当時(1984年撮影)毎年おこなれていた繭の市の様子や、繭をゆでて糸をつむぐ様子、そして、嫁入り道具として絨毯を織る母娘の様子などがおさめられています。 そして、その中で伝統的な結婚式の様子もあり、色とりどりのオヤ付きのスカーフをかぶった女性たちが、婚礼衣装(トルコ伝統式)に身を包んだ花嫁の周りで踊りつづけている映像がありました。 普段の生活を映した中では、あまりオヤのついたスカーフをかぶる女性の姿、というか、スカーフ自体あまりかぶっている姿は見つけにくいのですが、ここでは結婚という女性中心の儀式中だからでしょうか、比較的多くのスカーフ姿が。 ぱっと見る限り、大きめの立体のお花や、また、多分ボンジュク(ビーズ)オヤと思われるもの、クマシュ(布)オヤのように見えるもの、などなど様々な縁飾りが見受けられます。とても華やかです。 惜しむらくは、ハイビジョンでなく遠景で鮮明な映像とは言いにくく、お花がトゥーオヤなのかイーネオヤなのかは判別しにくかったのですけれど。 ただ、今よりもまだ伝統的習慣が残っていただろう30年前の映像ということで、生活のどのような場面でどのように、女性たちがオヤ付きのスカーフをかぶっていたのか、その雰囲気を感じることができて、私にとっては非常に興味深かったです。 JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々 |