making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
NHKシルクロード・絹の町ブルサ
先日、イーネオヤで有名な街のひとつで、ブルサという地域について検索していたら、興味深い映像が出てきたのでメモを。
その名も懐かしいTV番組・「NHK シルクロード」!
三十代以上の方にはなじみ深い、喜多郎 さんのテーマ曲の笛の音が思い出されます。
NHKオンデマンドから発掘。
 
この中の、第2部 第17集「アジアの果て・絹の町」でオヤつきのスカーフをかぶった女性たちの姿を見つけることができます。
ブルサは、古くからシルクロードの西の端で「絹の町」として、養蚕が盛んだったそうです。
映像では、当時(1984年撮影)毎年おこなれていた繭の市の様子や、繭をゆでて糸をつむぐ様子、そして、嫁入り道具として絨毯を織る母娘の様子などがおさめられています。

そして、その中で伝統的な結婚式の様子もあり、色とりどりのオヤ付きのスカーフをかぶった女性たちが、婚礼衣装(トルコ伝統式)に身を包んだ花嫁の周りで踊りつづけている映像がありました。
普段の生活を映した中では、あまりオヤのついたスカーフをかぶる女性の姿、というか、スカーフ自体あまりかぶっている姿は見つけにくいのですが、ここでは結婚という女性中心の儀式中だからでしょうか、比較的多くのスカーフ姿が。
ぱっと見る限り、大きめの立体のお花や、また、多分ボンジュク(ビーズ)オヤと思われるもの、クマシュ(布)オヤのように見えるもの、などなど様々な縁飾りが見受けられます。とても華やかです。
 
惜しむらくは、ハイビジョンでなく遠景で鮮明な映像とは言いにくく、お花がトゥーオヤなのかイーネオヤなのかは判別しにくかったのですけれど。
ただ、今よりもまだ伝統的習慣が残っていただろう30年前の映像ということで、生活のどのような場面でどのように、女性たちがオヤ付きのスカーフをかぶっていたのか、その雰囲気を感じることができて、私にとっては非常に興味深かったです。

| オヤ Oya | 11:35 | - | - |
ポピーのコサージュ


ポピー(ゲリンジックgelincik)のコサージュが出来上がりました。
妹への誕生日プレゼントに。

使用糸:
 花部分…Altın Başak ナイロン MASURA 細糸(赤・黒)
 花芯のボール…CIZMELI ポリエステル 細糸
 リボン部分…タピエスタイルで買ったイタリア製ヴィンテージリボン、アヴリルの糸各種

タピエスタイルのリボンは、オーガンジーではなく、ちょっと伸縮性のあるネットのような素材。
存在感があるので非常に助けられました。
アヴリルの糸は、確か一昨年のOSAKA手作りフェアで購入したもの。ここの糸はとても可愛くて心躍ります。


ポピー編み方参考サイト
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| イーネオヤ | 23:00 | - | - |
トルコ語の追加・入力方法


自分用Tipsです。
トルコ語を入力する際、イーネオヤİğne oyalarıの「ğ」だとかuの上に点々(ウムラウト)がついてるüなどが出てきて、手間取ることも多かった最近。
キーボードでさっと打てるようにしよう、とキーボード設定を追加しました。

方法はこちら(Windows 7です)。
言語バーの上で右クリック→[テキストサービスと言語入力画面]→[全般]タブ→[追加]ボタン→[入力言語の追加]画面→[トルコ語(トルコ)]→[トルコ語 Q]チェックボックスをON→[OK]ボタン

キーボードレイアウトはこちら。



慣れるまではこれをプリントアウトしたものを手元において、ポチポチ打とうと思います。
(日本語モードからトルコ語への切り替え方は、言語バーの一番左の「JP」の上でクリック→[TR トルコ語]を選択)
(※Shift+Altキーでも可能)

いちいちコピー&ペーストしたりIMEパッドを開く時間が減ってストレス解消。

…まぁでも、トルコ語の場合は、ğをg、üをuで打ってしまってもわりとちゃんと表示・翻訳されるので、特に必要ないと言えばないのですが…きちんと入力したい時のために。


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| トルコ語 | 02:09 | - | - |
小さめgelincik
 

前回より目数と段数を少し減らして、小さ目のポピーの花(gelincik)を作ってみました。

使用糸:
 左:Altın Başak ナイロンMASURA 7021(花びら・薄紫)
   CIZMELI ポリエステル細糸 553(花芯・紫)、番号不明(茶色)
 右:カナガワ トゥーオヤ用糸 ポリエステル 11(赤)、2(黒)
   CIZMELI ポリエステル細糸 番号不明(茶色)

たまたまカナガワのトゥーオヤ用の糸で赤と黒があったので、試しにイーネのお花を作ってみたのですが、固めで張りもあって意外に結びやすかったです。
比較として、Altın BaşakのMASURAナイロン細糸よりちょっと太めで、Altın Başakのポリエステル台形糸より少し細め、撚りが強く固い印象。
ただ、糊がかかってるようなパリパリ感?があって、それを糸をいじりすぎてなくすと撚りがほどける感じになり綺麗にならないので、できるだけ一度で決める(結ぶ)のを心がける必要がある…気がしますがこれは私が未熟だからかも知れません。
(というか、トゥーオヤ用の糸なのでこの覚え書きは必要ない気もするのですが…トルコだとトゥーとイーネ区別なく使ってますしそれにならって)

あと、写真とは別にgelincikの台形糸でも作ってみたのですが、Altın Başakのポリエステル糸よりも固めに仕上がってこちらも好きでした。
(でもgelincikは生産中止とのことで…残念)

これはトゥーオヤでもそうなのですが、Altın Başakのポリエステル糸で編むと全体的に柔らかく出来上がって、また、撚りが甘いからか、ふっくらする印象です。


※ 関西でカナガワの糸の実物を見てみたい方へ
トゥーオヤ用のみですが、梅田阪急の手芸屋さんに置いてありました(今年の5月ごろ情報)。


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| イーネオヤ | 01:01 | - | - |
ラヴェルのお墓&家・関連リンク
コンスタントに「ラヴェル 墓」や「ルヴァロワペレ」などのキーワードで当ブログに来る方がいらっしゃるようですので、あらためてリンクを貼っておきます。
 
ラヴェルの墓
ラヴェルのお墓・地図

また、モンフォールラモリにあるラヴェルの家(現在は博物館)のレポートはこちら。

モンフォールラモリ・出発準備編
ラヴェル博物館・予約編。
ラヴェルの家『ル・ベルヴェデーレ』

上記は2010年9月時点での情報ですので、現在は違うかも知れません。ご注意ください。
(ちょっと…いやかなり、興奮してはしゃいでいる内容でお恥ずかしい)

このブログ、過去ログの参照がしにくい設計でご迷惑をおかけしております。
自分自身、見たい過去の記事が見られなかったりするので、そのうち改装を…と考えております。
 
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| 旅行 | 00:23 | - | - |
色見本作成中…


糸の数が増えてきたので、色見本を作ってみています。
写真は台形(太めの糸)のカラーチャート。
Altın Başakがほとんどですが、KAPLAN、gelincik、カナガワの糸も少し。

作り方は、dantel-mikaさんのブログにあった糸巻き型の色見本を参考にさせて頂いております。
ブログにあるような可愛い紙製の糸巻きも憧れなのですが、近いうちにもう少し糸を増やす予定ですし、まずは試しに…と家にあった厚紙をカットして使用。
あとはこれを台紙に貼って色番号を書き、ハトメでまとめたら完成なのですが、そこまでたどり着くにはまだかかりそう。というかうちにはハトメがないのであった。
ひとまず今は、裏側にマスキングテープを貼って、そこに色番号を書き込んでおります。
作ってみて思ったのは、一覧で見られると何色が足りないかわかりやすいし、色合わせがとてもやりやすいということ。これは便利です。


ちなみに、初代色見本はこちら。



はじめて糸を取り寄せたとき、ラベルがあまりに可愛くて捨てるのがもったいなかったので(笑)、基本の三角の練習もかねてこんなものを作ってました。
(白いサテンリボンに三角を編みつけたものと、糸の束を作って、それを両面テープでラベルといっしょに貼ってます)
ですがこれ、糸の数が増えてくるといちいち作るには面倒で…(あと、大きくなってしまい携帯性に問題が生じてしまう)。
実際編んでみた三角の見本がある方が、色や質感も分かって絶対便利なので、なんとか上の色見本との良い共存方法を見つけられたら…と思ってます。


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| オヤ Oya | 23:44 | - | - |
幻の芥子の花
 

ちょっと耽美な件名にしてみました…
何が幻かといいますと、朝、起きたら机の上に置いてあった筈のオヤの花が消えていたという…。
昨日の夜中、猫がなにやら忙しく走り回っていたなぁ〜とは思ったのですが、まさかお前!(濡れ衣?)
どんなに探しても見つからず、作ったこと自体が幻のような気までしてきたのですけれど、ちゃんと写真に残ってあるのだから違うのでしょう。
というわけで、上の写真は昨日の夜撮ったものです。
 
誕生花がポピーの身内のために作りました。(今度誕生日祝いをする予定)
ポピーはトルコ語でgelincik…そういえば最近作り方を海外サイトで見かけたし作れるかな、とトライ。
(まったくの一からお花を考えるのはまだ難しいです…)
私が作るとポピーというより椿のようです。

使用糸:
Altın Başak ナイロン MASURA 細糸 9999(黒)、0666(赤)
CIZMELI ポリエステル 細糸 (緑・番号不明)

柔らかいポリエステル細糸より、ナイロンMASURAの方が張りがあってしっかり出来る気がします。大きめの花には合ってるかもしれません。
最近、絹糸やコットンの糸で練習をしていたので、久しぶりのナイロン糸、特にAltın BaşakのMASURAの結びやすさに感動。増やし目(小さいループ)が難しく感じない、私にとって嬉しい糸です。

技術的には、花びらの目数が多いため左右対称にするのが意外に難しかったり、また、花芯のループの連続はさすがに何もなしで大きさを揃えるのはまだ無理なので、針を入れて調節したり。そして中央の実(?ではないですね、なんて呼ぶのでしょう)を丸く作るのは初挑戦だったり。
などと、ハードルは結構高かったですが、楽しかったです。

それにしても…どこに行ったのかしら…。と、嘆いていても始まらないので、今日もう一度作っていました。
これに、先日タピエスタイルで買ったイタリア製のリボンと合わせてコサージュにしよう!と思ってます。
その前にきちんと保管場所を決めておかねば…。


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| イーネオヤ | 00:31 | - | - |
アレンジに挑戦・ビーズの縁飾り


インターネットの画像検索で見つけたビーズの縁飾り(ボンジュク・オヤ)で、可愛いな、と思ったものを真似っこしています。
そして、自分流にアレンジを施そうと試行錯誤。

使用糸:
 KAPLAN 台形 344 
使用ビーズ:
 パーツクラブ・ボヘミアンシードビーズ 丸大 CE-96070(赤)、CE-18304(金)、特小 CF-18304(金)
 ナツメパール(ライトピンク)…メーカー不明

 一番下の二つと、中段の左は、ネットでみつけたオルネキ(見本)ほぼそのまま。
中段右は、下段右のもののビーズの色と大きさを変えてみています。
(ちなみにこれ、土台はイーネオヤの基本のオヤ結び+ビーズで作るものです)
上段の左は、中段左に特小ビーズをプラス、さらに土台はハシゴっぽいレース編みにしてます。
上段右は、それらすべてをミックスした感じで…。
(作ってるうちにどれが良いか分からなくなるのが難点!)


・作り方の参考にした技法。
土台(一段目):
  『ビーズの縁飾り vol.3』のdesign-7「赤い実を食べた小鳥」より長編みで作る土台。
  『ビーズの縁飾り vol.1』のdesign-1「窓辺のプランター」より竹ビーズをナツメパールに変更。鎖編みを七宝編みに変更。
  基本のオヤ結び。

二段目:
 『ビーズの縁飾り vol.1』のdesign-8「しゃぼん玉あそび」よりビーズの周囲の飾り編みの発想。
 『ビーズの縁飾り vol.3』のdesign-11「デイジーの小道」より小花模様。


ボンジュクオヤは、パッと見ただけでは作り方の分からないものが多いのですが、この写真のものに関しては、上記の本の知識+オヤ結びでなんとかカバーできそう…?と思ってチャレンジしてみました。

トゥーオヤ(ボンジュク含む)は、既存のデザインから自分の好みにアレンジ・発展させていく過程が面白いな、と思います。すごく即興性があるし、とても自由で楽しい。
イーネではまだそこまでの境地には達していないのですが(いや、トゥーもまだまだなのですが…)、そうなれたらいいなぁ。


※ちなみにイーネはただいま地味〜な基本練習中。あまりに地味なので、写真映えしないためアップしておりません。



| ボンジュクオヤ | 23:39 | - | - |
本日のお買い物。

ペン-E(レース針)が安く買えて嬉しかったのでUp。
一緒に写ってるのは、100円均一で買ったストールとハンカチです。

ここ1か月イーネばかりやりすぎたせいか手を痛め、そうすると、かぎ針(トゥーオヤ、ボンジュクトゥーオヤ)が恋しくなってきて、編みつける用のハンカチを物色していました。
以前作っていたハンカチのように少しずつ色んなモチーフを編みたい欲と、もうちょっと長めに編んでみたい欲、どちらも満たそうと思ったら、あまり大きなスカーフなどは適しません。

その点、この写真の上に乗せてる3つのハンカチ(ナチュラルキッチンで購入)は、約45cm四方なのでちょうど良いサイズ感。縁はかがってあるし、ガーゼっぽくて(綿100%)かぎ針の針先も簡単に通るので直接編みつけやすく、なかなか良い感じ。色も遊べそう。

一番下の茶と青のストールは、同じく100円均一セリアで購入。
こちらはポリエステル100%ですが、やっぱりガーゼっぽい質感です。35cm×150cmなので、これは縦に4つに裁断して使えるのではと。柄が、ペイズリーが入ってエスニック調なのも素敵。

さてさて、どんな色の糸を使って、どんな色のビーズと組み合わせましょうか。
赤い花の柄のハンカチは、カーネーションっぽいから、こちらはイーネのカーネーション練習用にとっておこうかしら…などなど、こうやって想像しているときが一番楽しいのでした(オヤあるある、だと思います)




| オヤ Oya | 00:19 | - | - |
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