making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
ジムジメ量産中。


ヘアピンを作ろうと思って、イーネオヤでジムジメの花を量産しています。
ループの練習になって良いものの、作るたびに大きさが変わる未熟ぶりです。
使用糸:
 右側:Altın Başak ポリエステル台形
 左側:CIZMELI ポリエステル細糸

ヘアピンの土台に縫いつけるのを簡単にするために、お花のがく部分はほとんど編まず、指に巻く作り目3目から始めてすぐお花本体に進んでいます。
(作り目8目から始めても良いのかな。この辺は好みですね)
葉っぱも好きな場所につけるために、指に巻く作り目1目から始めて独立させて菱形の葉っぱ本体部分のみ作っています。

ジムジメの花はとても可愛いのですが、他の五弁の花などと比べると小さくて薄い感触なので単体だと少し頼りなく感じることも。
単体で目立たせたいときは、ちょっと太めの糸(台形の糸巻きの糸)を使うと一回り大きくなって際立ちます。
細い糸で作る時は複数個を集めるとバランスが整う…というか、単純に小さいものが沢山集まるとより愛らしく見えます。


参考図書:七海光(2012)『針1本で作る花レース イーネオヤのアクセサリー』文化出版局、P60
 
 
| イーネオヤ | 22:46 | - | - |
子供用スリーピン試作


オヤから少し離れて、久しぶりにレースと布でちくちくと。
今月末会う友人の娘さんにプレゼントしようと思って、小さなパッチン留め(スリーピン)を試作です。
(パッチン留めをスリーピンと呼ぶと初めて知りました)

画像では分かりにくいですが、全長約6cm未満の小さなヘアピンです。
金具が当たって頭が痛くならないよう、厚めのフェルトをコットン生地でくるんでます。手触りふわふわ。
その上からレースでさらにくるんだり、オーガンジーのリボンやアブリルの糸などを使ったり。小さなレースモチーフを貼り付け、ビーズ刺繍をちょっぴりほどこして仕上げました。
ビーズは、爪付きのラインストーンなどはうっかり傷つけたり飲み込んではまずいので使わず、小さなパールとシードビーズのみです。
裏面はグレーのフェルトで保護してます。

もっと幼児用・子供向けに分かりやすく可愛い、そして日常的にどんどん使える(落としたり失くしても大丈夫な)ものも作った方がいいかなーと思いつつ。
ひとまずプレゼント用なのでプチゴージャス?に。


スリーピンの作り方をなんとなく理解したので、次は大人向けのビーズ刺繍のものとか、あと、トゥーオヤやイーネオヤのお花を使ったヘアピンなども作ってみたいです。




| - | 23:41 | - | - |
見よう見まねトゥーオヤ

イーネオヤで指が痛くなってくると、かぎ針に持ち替えてトゥーオヤを。
写真は100円均一(ナチュラルキッチン)のハンカチに、小さなモチーフを少しずつ編みつけているものです。
使用糸:Altın Başak ポリエステル台形 394(緑)
    KAPLAN ポリエステル台形 344(赤)

先日、『トルコの可憐な伝統レース トゥーオヤ』(七海光・雄鶏社)と『トゥーオヤのアクセサリー かぎ針で編む花レース』(七海光・文化出版局)にあるモチーフを編み終わり、さて次は?と考えていました。
ひとまずネットで見るトゥーオヤの画像を、出来そうなものから編んでみよう!ということで、写真はその過程です。(アイロンしていないのでヘロヘロですが…)
なかなか目を数えられるほど鮮明な画像も少ないので、形になればいいや、見た目が似ていれば、と半分以上は想像で編んでいます。
上記二冊の本を一通り編むとトゥーオヤの概念というか構造の基本がなんとなく分かる…気もしてお役立ちです。

どうしても画像だけでは編み方の分からないものもあって、試行錯誤しつつ。
多分、糸は切らずに一筆書きで編むものなんだろうな〜と思いながら、二段で編んだり。
こっちの方が綺麗かな、と針を入れる場所を変えてみたり。
トゥーオヤは自由度が高いし、編み直しも簡単なので、実験しやすいです(イーネはまだその段階ではない!結ぶだけで一苦労!)

アイリッシュクロッシェでのパディングコードを用いたお花のモチーフの作り方など、トゥーオヤでのお花の作り方にもちょっと似ていて(上記の本で言えばチューリップやデイジーなど)、きっと普通のレース編みでのエジングやブレードを練習したらさらに可能性も広がるのかなと考える最近です。



| トゥーオヤ  | 21:18 | - | - |
イーネオヤ・初心者失敗編

戒めのため、過去の失敗例をさらしてみます。
今年の2月末ごろに作ったイーネオヤの基本の三角です。
使用糸はAltın Başakのナイロン糸。
結び目がゆるんで、形が崩れてしまっています。
作った直後はそれなりに三角形になっていたのですが、日が経つにつれ、どんどん結び目がほどけ今は見る影もありません。

こうなった敗因は、結び目の玉を固く小さく作らなかった為。
(あと、間隔も広すぎました)
滑りの良いナイロン糸やポリエステル糸では、結ぶ時に強く糸を引っ張って結び目をきつく作らないと、後でこんな風によれよれになります。
(特にこの、Altın Başakのナイロン糸は手強いです)

最初、本だけ見て独学でしていたときは「強く引っ張る」「固い玉を作る」ことをそこまで意識していなかったので上の写真のようになりました。
その後、友人に実際にやってるところを見せてもらったり、ワークショップで教えていただき、相当強く糸を引っ張っているのを知り、やっと少しましな三角形になりました。(糸が切れるくらいの気持ちで…本当に切れてはいけませんが)

イーネオヤの最初の難関は、基本の山(ループ)の高さが出ない、単なるブランケットステッチもどきになってしまう、ということだと思うのですが、結び目を作った時点で玉が進行方向に寝ていたら、次の結び目までの間に高さはもちろん出ません。
玉を倒さないで自立させるためには、「糸を垂直に強く引っ張り」、「固く小さい玉結び」を作るのが必要になります。
ここできちんと固く作っていたら、少々のことでは次の結び目を作るまで玉が倒れにくくなる(自立する)=高い山(ループ)が作りやすくなる、というメカニズムです。

ここに気づくまでに私は時間がすごくかかったので(本にも重要と書いてあったのにもかかわらず、ピンときていませんでした…たくさん失敗して気づきました)、同じ悲劇が減ったらと思い、恥をさらしてみました。



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