making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
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トルコの食文化。

GW中、隣町の図書館へ初めて訪れました。違う町の図書館はいつもの図書館とラインナップが異なるので、ついきょろきょろとしてしまいます。

 

そして借りた本の中の一冊が写真の右側。トルコの食文化についての本で、これが大層面白く、あまりに面白かったので同じ著者の方の別の本をインターネットで注文してしまいました(左側)。

殆ど写真や絵はないので想像しにくいものもあるのですが、そんな中でもトルコ滞在中に食べたアレやコレの由来、バリエーション、エピソードなどを知ることが出来て得るものが多かったです。

 

例えばトマト。トルコ料理では今や欠かせないもので、ロカンタ(大衆レストラン)では店頭に並んだお惣菜の半分以上は赤いと言えるほどなのですが、意外にもトルコ料理にトマトが登場したのは19世紀半ばからととても最近の食材であったこと…。

また、例えばムサカ。私自身トルコやブルガリアで食べたことがあるのですが、ギリシャ料理で有名だしきっとギリシャ発祥だと思い込んでいたら、実はアラブ料理の一ジャンルが元であったとか…。(※ちなみにブルガリアのムサカはジャガイモ入りでした)

また、大航海時代(15c〜17C)に中南米からもたらされた食材の中に、ビベル(ピーマン・唐辛子)やトウモロコシ、七面鳥などがあったことなど…。

 

ぼんやりと経験的に知っていることでも、こうして専門的・歴史的に体系づけられた知識の中でどう位置付けられているのかが分かると、頭の中が秩序付けられるので何とも言えずスッキリとして快感。(私が本を読む理由のひとつです)

人ひとりが体験できることは少ないですし(特に私は1年弱の滞在でしたし)その経験のみで語れることは少なく、また、実際は間違った知識なのに知らずに思い込んでいることもあるでしょう。

そんな時には、このように多くの文献をもとに調べていると分かる専門書の威力は有難く感じます(著者の先生はオスマン帝国史の権威の方)。文章も明晰で美しく、日本語でこれを読めることは本当に感謝の念を抱きます。

 

さて、こうして勉強した成果は…というと…近いうちにお知らせ出来るのでは?と思います。お待ちくださいませ。

 

JUGEMテーマ:料理

 

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