making of salla

* トルコの伝統レース「オヤ」との日々 *
ディスプレイ・リハーサル。

先日の枚方五六市にあまりにもノープランで行ったため、机の上がとっちらかった印象になった反省を込めて。
今日はディスプレイのレイアウトをあれこれ試してました。

枚方の強風で看板のフレームが倒れて壊れたので、家で眠ってたアンティーク風の額縁を採用。
かなり雰囲気が出て好きなのですが、この額、重たいのです…。重みにスタンドが耐えられるか??
風のないクリスタ長堀なら大丈夫だと思うんですが。

ピアスの台紙も新たに制作しました。
名刺用のアイボリーの用紙を使ってたり。
敷き布が赤なので、そのままアクセサリーを置くと色がよく分からなくなったりする点を改善しようと。

で、マッチ箱をそれぞれの台紙の横に。
中には、ピアスの色違いやイアリングバージョンなどが入ってます。
マッチ箱も新たにちまちま制作。アイロンでまたもや蝋引きしましたよー。
(このマッチ箱、なんだかこれだけ売ってくれとおっしゃるお客様もいて思いのほか好評でびっくり…)


敷き布は二枚重ねてまして、赤い布の下にインド綿の布も敷いてます。
で、ボンジュクオヤで縁飾りをつけてたり…。

ちょっと写真が暗かったですが…。
去年の夏ごろにアレンジをしたデザインで、ナツメビーズを竹ビーズにしてます。
わりとトルコのサイトでよく見るデザインなのですが、竹ビーズの間に特小ビーズを入れたり、あと他にも試みをしております。
七宝編みが入ると一気にトルコっぽくなって可愛いので、ついついボンジュクでは入れてしまいます。


ここまで書いておいてなんですが…。
ディスプレイ、苦手です…。
なんというか多分、立体的に物を考える素養がないんだと思います。
講習会があればぜひ参加したい…!


などなど、書いてるうちに日付が変わってしまいました。
あと6時間後には、関空からピーチに乗って上京…のはずですがどうでしょう。
弾丸で、日帰り予定です。東京ジャーミーに行けたらいいなぁ。どうかなぁ。


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JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々
| ボンジュクオヤ | 01:10 | - | - |
スパンコールのオヤ
 

スパンコールを使ったオヤです。
pul oyası プルオヤ と呼ぶらしいです。ボンジュクオヤと一緒にされることも。
技法はトゥー(かぎ針)で作りました。

pulは魚の鱗を指す言葉ですが、転じてスパンコールもプルと呼ぶらしいです。
(トルコのオヤの本には、本物の魚の鱗を使ったとおぼしきオヤも載っていましたが・・・本物だと思うのですがあれは・・・どうなのかしら)

スパンコールを使うときは、ビーズと同じようにあらかじめ糸に通して編む方法と、糸には通さずその都度スパンコールの穴に針を入れて糸を引き出す方法と、色々です。
上の写真は後者で編んだもの。
どちらも画像検索でみつけたもので、左側は自分なりにアレンジしてみました(というか結果そうなった感ですが)。
右側は並ぶとすごくかわいいのですが、もう一度編める気がしません。
瞬間的に出来るけど、後で考えるとどうやってたっけ?ということがトゥーオヤでは多い気がします。
(メモしなきゃ!)


ここのところの寒さで、咳が出て止まらず喉が痛いです。
今日は病院はお休みなので、ひとまずの措置としてサイプレスとマジョラムの精油をアロマディフューザーで焚いてみたり。
鎮咳に良いのです。本当はユーカリも良いのですが、なくなっていて残念。

ちなみにサイプレスは、ヒノキ科の木の、糸杉と呼ばれる木のこと。
ゴッホの描く糸杉もこれと言われてます。
キプロス島の語源とも。
本当にヒノキの香りがして、森の香りというか檜風呂の香りに似てます。
サイプレスとグレープフルーツが私の精油の定番戦力です。
(あと、ユーカリ+ペパーミントも! 風邪の時はもっぱらこちら)

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| ボンジュクオヤ | 18:16 | - | - |
ボンジュクイーネのデイジー作り方


Boncuk iğne oyası nasıl yapılır.
先日の説明文が自分で読んでも分かりにくくて、後から読んで思い出せる自信がなかったので写真で説明を試みました。
相変わらず下手な写真ですが、こちらの方が断然分かりやすいかなと。

ちなみに、真ん中の花芯ビーズを入れたあと、花びらのビーズに針を通す位置は5個目だけでもいいし、もしくは、対角線上の4個目と5個目の2つのビーズに入れる方が安定する場合もあると思います。

分かってみたらとても簡単ですが、エウレカ!だったのでメモとして残しておきます。


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

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| ボンジュクオヤ | 16:46 | - | - |
ボンジュク・イーネのデイジー


ボンジュク・オヤで画像検索していると出てくる、可愛いビーズのお花。
以前アップした、トゥー(かぎ針)で作るデイジーに似ていますが、こちらはイーネ(縫い針)で作ります。
どうやって作るのか疑問だったのですが、要はビーズステッチと似た方法で作るもののようだし(『ビーズの縁飾り Vol.1』よりヒント)、ビーズステッチのテクニックを探したら分かるのではと思いつき、そうしたら解決しました。

参考:MIYUKIビーズのテクニックサイト
デージーステッチ
http://www.beadsfactory.co.jp/tech/tech0202_8.html


以下自分メモ:
1. オヤ結びをする
2. パールビーズ3mm(白)、ナツメパール(緑)を糸に通す。(これが花の下の茎部分)
3. 花びら部分にあたるパールビーズ(白)を6個、糸に通す。
4. 1つ目のパールビーズに再度針を通す。
5. 花芯にあたるビーズ3mm(黄緑)を通す。
6. 5つ目のパールビーズに再度糸を通す。(花部分の出来上がり)
7. ナツメパール(緑)を針に通す。
8. 根元にすでにあるパールビーズ(白)に再度針を通す。
9.オヤ結びをする

トゥーでもイーネでも、まず周辺の花びらを先にまとめて、その後に真ん中の花芯をつくるという手順のようです。

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| ボンジュクオヤ | 00:32 | - | - |
アレンジに挑戦・ビーズの縁飾り


インターネットの画像検索で見つけたビーズの縁飾り(ボンジュク・オヤ)で、可愛いな、と思ったものを真似っこしています。
そして、自分流にアレンジを施そうと試行錯誤。

使用糸:
 KAPLAN 台形 344 
使用ビーズ:
 パーツクラブ・ボヘミアンシードビーズ 丸大 CE-96070(赤)、CE-18304(金)、特小 CF-18304(金)
 ナツメパール(ライトピンク)…メーカー不明

 一番下の二つと、中段の左は、ネットでみつけたオルネキ(見本)ほぼそのまま。
中段右は、下段右のもののビーズの色と大きさを変えてみています。
(ちなみにこれ、土台はイーネオヤの基本のオヤ結び+ビーズで作るものです)
上段の左は、中段左に特小ビーズをプラス、さらに土台はハシゴっぽいレース編みにしてます。
上段右は、それらすべてをミックスした感じで…。
(作ってるうちにどれが良いか分からなくなるのが難点!)


・作り方の参考にした技法。
土台(一段目):
  『ビーズの縁飾り vol.3』のdesign-7「赤い実を食べた小鳥」より長編みで作る土台。
  『ビーズの縁飾り vol.1』のdesign-1「窓辺のプランター」より竹ビーズをナツメパールに変更。鎖編みを七宝編みに変更。
  基本のオヤ結び。

二段目:
 『ビーズの縁飾り vol.1』のdesign-8「しゃぼん玉あそび」よりビーズの周囲の飾り編みの発想。
 『ビーズの縁飾り vol.3』のdesign-11「デイジーの小道」より小花模様。


ボンジュクオヤは、パッと見ただけでは作り方の分からないものが多いのですが、この写真のものに関しては、上記の本の知識+オヤ結びでなんとかカバーできそう…?と思ってチャレンジしてみました。

トゥーオヤ(ボンジュク含む)は、既存のデザインから自分の好みにアレンジ・発展させていく過程が面白いな、と思います。すごく即興性があるし、とても自由で楽しい。
イーネではまだそこまでの境地には達していないのですが(いや、トゥーもまだまだなのですが…)、そうなれたらいいなぁ。


※ちなみにイーネはただいま地味〜な基本練習中。あまりに地味なので、写真映えしないためアップしておりません。



| ボンジュクオヤ | 23:39 | - | - |
ビーズの縁飾り修行中

レース編みから始まって、ただいまビーズの縁飾りを修行中。
使用糸は以下の通り。
一番左の明るい紫色は、糸はトルコのオヤ用糸(Altin Basak ナイロン)
真ん中のグレーの糸は、絹穴糸16号(都羽根)
右の銀糸は、DMCのラメ糸、Diamanteのライトシルバー

ビーズはTOHOの二分竹ビーズと丸小ビーズです。
レース針は確か10号か12号で編みました。
参考図書は、「ビーズの縁飾り Vol.1」(西田碧・CRK design)より。


オヤ なるものがあると初めて知ったのは昨年、イーネオヤを習っている友人経由。
小さなお花モチーフを編みつけたコースターをもらって知りました。
トルコの伝統手芸のひとつで、「オヤ」とは「縁飾り」の意味らしいです。
イスラムの女性が髪を隠すためにかぶるスカーフ、そこに色とりどりの糸やビーズで繊細な縁飾りをほどこしているものを指すのですが、それがとても可愛らしい!

イーネオヤは、縫い針一本で編んでいくもので、これはニードルレースの一種になるそう。
(調べてみたらアルメニアンレースとも起源を同じくするような?)

写真の縁飾りは、かぎ針で編むトゥーオヤ、にビーズをプラスしたもので、これはボンジュクオヤ、と呼びます。
(ボンジュク=ビーズ、なので、かぎ針で編もうと針で編もうと、はたまたシャトルやUピンで編もうともボンジュクオヤになるのですが)

参考にした西田碧さんの本は、伝統的なトルコの花や植物のモチーフを、現代的にアレンジし直していて素敵。
ちょうどレース編みの楽しさに目覚めたばかりの時に本屋さんで見かけて惹かれ、あれ、これってオヤの一種なんだ、と興味深く思って購入した次第です。


糸とビーズの組み合わせだけでも無限にバリエーションが広がります。




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